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2025年5月15日〜17日:日本列島を襲う線状降水帯と突風に要注意!

2025年5月15日〜17日:日本列島を襲う線状降水帯と突風に要注意!

 

ICONグローバルモデルによる最新解析から、今週の日本は大気が非常に不安定な状態にあります。特に西日本〜東日本にかけて、5月としては異例の豪雨・強風となる恐れが高まっています。


🌀 気象の全体概要(2025年5月14日 午前9時時点)

5月13日から14日にかけて、日本付近には活発な前線が停滞。そこに南から暖かく湿った空気が流れ込み、四国・近畿・東海にかけて線状降水帯が形成される見通しです。

ICONモデルの予測では、前線の南側に非常に発達した降水帯が長時間にわたって停滞し、24時間で100〜150mm以上の大雨となる地域が出る可能性があります。

また、上空のジェット気流や地上の低気圧により、広い範囲で瞬間風速70〜90km/hの突風が予想されています。

☔ 地域別の気象ポイントと服装アドバイス

  • 北海道・東北:比較的穏やかで曇りがち。ただし、夜間にかけて一時的に雨。気温は10℃台前半。風も冷たいので、防風性のある上着があると安心です。

  • 関東甲信:午後から断続的な強い雨。特に東京23区や神奈川南部では一時的に1時間あたり30mm超の激しい雨。南風が強く、電車の遅延や道路冠水の恐れあり。軽量レインコート+防水シューズをおすすめします。

  • 北陸・東海・近畿:昼前から夕方にかけてが大雨ピーク。局地的に雷を伴い、突風にも注意。体感気温が急低下するため、通気性の良いインナー+防水ジャケットが最適です。

  • 中国・四国:最も警戒が必要な地域。ICONモデルでは総雨量100〜150mmを超える可能性。道路の冠水、河川の急な増水、土砂災害に厳重警戒。ゴアテックス素材の上下と替えの靴下も忘れずに。

  • 九州:南部中心に早朝から激しい雨。山間部では土石流や中小河川の氾濫リスクが非常に高いです。雨雲の動きに注意し、避難情報を早めに確認しましょう。


🌪️ 特に注意が必要な「金曜日」—再び大雨と暴風の恐れ

5月17日(金)は、前線が再び活発化し、南岸沿いに強い雨域が拡大。
特に鹿児島・高知・和歌山など太平洋側の地域では、総雨量が200mm近くに達する恐れがあります。ICON予測ではこの日にかけて最大瞬間風速100〜120km/hの暴風も伴うとされており、海上では高波・高潮の警戒も必要です。


✅ 防災ポイントまとめ

  • 中小河川では6時間80mm超の雨量で氾濫危険水位に到達しやすくなります。

  • 都市部では短時間のゲリラ豪雨で冠水・浸水の可能性。特に低地や地下通路には注意。

  • 家の周囲の飛ばされやすいもの(植木鉢・物干し竿など)は事前に固定。

  • 雨に濡れると体温が一気に奪われます。速乾性のインナー+防水アウターの組み合わせが効果的。

  • 雨上がりは花粉・黄砂の再飛散があるため、アレルギー体質の方はマスクも活用しましょう。


🧭 最後に:今週は「命を守る行動」を意識して

前線の動きや降水量の推移は日々変化します。最新の気象庁発表や各自治体の避難情報を必ず確認してください。
LeoMeteoでは、引き続き最新の気象モデルに基づいた解析・可視化を提供していきます。

🌐 詳しいマップはこちら:leometeo.jp/model/icon


📷 予測マップ(降水量と最大瞬間風速)

2025年5月17日 日本全国の累積降水量予測 | ICONモデル解析
▲ 総雨量が150mmを超える地域も(出典:LeoMeteo / ICON)

2025年5月17日 日本付近の最大瞬間風速予測 | ICONモデルによる突風シミュレーション
▲ 最大瞬間風速は100km/h超のエリアも(出典:LeoMeteo / ICON)


 

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