時速90kmの暴風が日本を直撃　12月9日、北海道で大雪・豪雨による浸水も

水曜日の天気の見通し： 寒冷前線が北日本を通過し、特に北海道を中心に雨や雪のにわか雨をもたらします。昼頃には前線が本州の中央部へ南下し、東京や大阪など太平洋側の各地では雨、山間部では積雪の増加が見込まれます。

北日本では露点温度が低く、北海道や東北の一部では、太平洋から接近する湿った低気圧による本格的な降水が始まる前から、乾いた冷たい空気に覆われる見込みです。

北海道東部沿岸や北東北の沿岸部では、時速90kmを超える突風が予想されています。これらの強風は夜にかけて続く見込みで、屋外の物が飛ばされないよう、しっかり固定するなどの対策が必要です。

太平洋からの湿った空気が収束するエリアを中心に、夜遅くにかけてまとまった雨量が見込まれます。路面のスリップや視界不良が発生しやすくなるため、車の運転や移動の際は、いつも以上に注意してください。

山間部では積雪深が30cmを超えるおそれがあり、ウィンタースポーツには絶好のコンディションとなる一方で、深雪に慣れていないドライバーにとっては、道路状況が厳しくなる可能性があります。

日本列島は、西日本で比較的暖かい空気に覆われる一方、北東日本では平年より低い気温となる見込みです。内陸部を中心に、日中の最高気温は10℃前後にとどまり、全体として寒さを感じる一日となるでしょう。

一日を通して体温調節がしやすいよう、重ね着をしてしっかり防寒してください。屋外で過ごす予定がある場合は、風や雨、雪をしのげる屋根付きの場所や、避難しやすい施設を選ぶと、より安心して過ごせます。