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九州や関東で強い雨による路面悪化・小規模な浸水のおそれ 北海道は5cm前後の雪で交通に影響も 低気圧が中部〜南部に雨、北日本に雪をもたらす見通し — 2026年2月11日(水・あす)

九州や関東で強い雨による路面悪化・小規模な浸水のおそれ 北海道は5cm前後の雪で交通に影響も 低気圧が中部〜南部に雨、北日本に雪をもたらす見通し — 2026年2月11日(水・あす)

予報の根拠: ICONモデルガイダンス(2026年2月10日 06 UTC初期値)
対象期間: 2026年2月11日(水) 日本時間(UTC+9)
信頼度: 中程度 — 低気圧の発達・進路次第で、降水量や雨・雪の降り出し/やみ間のタイミングが変わる可能性があります。


重要ポイント

  • 九州・関東で強い雨: 南・東日本を中心に本降りの雨となり、東京や福岡では累積10mm前後に達する所も。路面の水たまりやスリップに注意が必要です。
  • 北海道で雪: 札幌では弱〜やや強い雪が降り、最大で5cm程度の積雪となる見込み。路面の凍結や交通への影響が懸念されます。
  • 南西諸島で強めの風: 沖縄や沿岸部では最大瞬間風速30km/hを超える見込みで、気温は18℃前後でも体感的にはややひんやりしそうです。
  • 全国的に雲が多くひんやり: 広く厚い雲に覆われ、北日本では0℃前後、南日本でも10℃台前半の所が多くなりそうです。低気圧が東へ抜ける夕方以降は、次第に天気が落ち着く見込みです。

気圧配置の見通し

日本海を東進する低気圧の影響で、11日(水)は全国的に変わりやすい天気となります。低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州から本州の中部・南部では雨、寒気の影響が強い北海道では雪が中心となる見通しです。

日中は広い範囲でどんよりとした曇り空が続き、気温は大きくは上下しないものの、風と湿気の影響で実際の気温よりも体感的には寒く感じられそうです。午後以降は西から高気圧が張り出し始め、次第に雨や雪は弱まり、夜にかけて多くの地域で天気は回復傾向に向かう見込みです。

なお、この予報は現時点の数値予報モデルに基づくもので、今後の観測データの更新により、雨・雪の強さやタイミングが変わる可能性があります。


朝の天気(11日・水曜)

水曜の早朝には、すでに九州では低気圧の影響が強まり、雨が降り出している見込みです。福岡では明け方から本降りの雨となり、朝の数時間で7mm前後の雨量が予想されます。路面は濡れた状態が続き、気温は10〜11℃とこの時期としてはやや高めですが、雨のため体感はひんやりしそうです。

午前が進むにつれて、この雨域は北東方向へ広がり、関西にも湿った空気が流れ込みます。大阪や京都では厚い雲に覆われ、1時間に1〜2mm程度の弱い雨が断続的に降る見込みで、最高気温は8〜9℃前後。湿度が高く、数字以上に肌寒く感じられそうです。

東京では午前中のうちに雨が降り出し、次第に雨脚が強まって局地的には5mmを超える所も。西寄りの風が14km/h前後で吹き、気温は6℃前後でも、体感温度は2℃近くまで下がりそうです。

一方、北日本では宮城県の仙台は朝から曇り空で、3〜10℃とやや幅のある気温分布ながら、当初は雨の心配は小さい見込みです。北海道の札幌では、朝から軽い雪が舞い、1cm程度の積雪が見込まれます。気温は2〜3℃で推移し、北寄りの風が吹くため、体感的にはさらに冷え込みそうです。

2026年2月11日 朝の東京は雨に(ICON)

午後の天気

午後は本州付近で雨のピークを迎え、その後次第に弱まる見込みです。東京では雨が続き、日中だけでさらに2〜3mm程度降って、1日の合計は8mm前後に達する予想です。雲は厚く、最高気温は9℃程度。風速は10km/h前後とやや落ち着きますが、日差しが乏しく、体感は引き続き冷たく感じられそうです。

名古屋も同様に、どんよりとした空の下で弱い雨が続き、最高気温は9℃前後。雨量は多くないものの、終日すっきりしない天気となりそうです。

大阪や京都では午前中の雨が残るものの、次第に降り方は弱まり、午後には雨が途切れがちに。気温は9℃程度まで上がる見込みですが、日差しは少なく、体感はあまり変わらないでしょう。

朝から強い雨となっていた福岡では、午後には次第に小雨〜霧雨程度に変わり、雲の切れ間がのぞく時間帯もありそうです。最高気温は12℃と比較的高めで、朝に比べるとやや過ごしやすくなりそうです。

仙台は一日を通して大きな天気の崩れはなく、北西の風が7km/h前後で吹く程度。雲は多いものの、概ね乾いた状態が続き、最高気温は10℃とこの時期としてはまずまずの体感になりそうです。

札幌は午後になるとさらに冷え込み、気温は2℃前後に。雪が再び降りやすくなり、新たな雪が舞う可能性があります。北寄りの風は最大18km/h程度まで強まり、体感温度は-2℃近くまで下がる見込みです。

一方、沖縄では18℃前後まで気温が上がり、南西諸島らしい暖かさとなるものの、所々で1mm程度のにわか雨が予想されます。西北西の風が強まり、最大で32km/h程度の突風が吹く見込みで、沿岸部では波が高くなるおそれがあります。

2026年2月11日 沖縄は強風に注意(ICON)

夜の天気

夜になると、低気圧は日本の東海上へと離れ、全国的に天気は次第に落ち着いてきます。東京では雨はほぼやみ、降ってもごく弱いにわか雨程度で、雨量はごくわずかにとどまりそうです。雲は残るものの、風は弱まり、気温は9℃前後で推移します。

名古屋や大阪など中部〜近畿の各地では、夕方以降は雨がほぼ止み、雲が切れてくる所も。気温は9℃前後で、日中より風が弱まる分、比較的過ごしやすい夜となりそうです。

福岡は12℃前後とこの時期としては穏やかな気温で、風も弱まり、雲の合間から晴れ間がのぞく時間帯も期待できます。

仙台はおおむね曇り空のまま日を終え、気温は10℃前後で落ち着いた状態が続く見込みです。

札幌では夜にかけてごく弱い雪が降り、0.1cm程度の新たな雪がうっすらと積もる可能性があります。気温は-2℃まで下がり、風速14km/h前後の風が吹き続けるため、体感的にはかなり冷え込みそうです。夜遅くには気温が-3℃近くまで下がり、雲が一部切れてくる見込みです。

沖縄は夜になっても雲が多く、雲量は91%程度と予想されていますが、雨の可能性は小さくなります。気温は17℃前後まで下がるものの、10〜14km/h程度の風が残り、屋外ではやや風を強く感じる場面もありそうです。

全国的には、夜にかけて気圧が上昇し、天気は安定方向へ。多くの地域で雲が次第に薄れ、翌朝にかけては落ち着いた空模様となる見込みです。

2026年2月11日 気温平年差(ICON)


地域別の見通し

11日(水)は、日本列島の地形の違いが天気のコントラストとしてはっきり現れる一日となりそうです。最も雨が強まりやすいのは、九州と関東平野部です。

南部の福岡では、朝からの強い雨が昼過ぎにかけて続き、その後は弱い雨へと変わる見込みで、一日を通して「雨でぬれるが気温は比較的高め」という状態になりそうです。

北へ進んだ関西の大阪・京都では、朝からの弱い雨が次第に途切れがちとなり、日中は9℃前後のひんやりした空気の中、厚い雲に覆われた一日となる見込みです。

東海〜関東の名古屋・東京周辺では、午後にかけて雨のピークを迎え、道路が濡れて滑りやすくなるほか、都市部では一時的に雨量がまとまる可能性があります。気温は一桁後半で推移し、冷たい雨となりそうです。

東北の仙台は、同じく雲は多いものの、雨の影響は比較的小さく、10℃前後まで気温が上がって、この時期としては比較的過ごしやすい一日となる見込みです。

北海道の札幌では、冬型の要素が強まり、雪が主体の天気に。最大で5cm程度の積雪が見込まれ、道路や歩道が滑りやすくなるおそれがあります。気温は0℃前後で推移し、寒さ対策が欠かせません。

一方、南西諸島の沖縄では、18℃前後の暖かさが続くものの、主な注意点は雨ではなく風です。強めの風が吹き、特に海岸部や開けた場所では影響が出やすくなりそうです。


想定される影響

福岡・東京・大阪など南〜東日本の都市部では、雨により視界が悪くなり、低地では一時的な小規模浸水が発生する可能性があります。濡れた路面ではスリップ事故のリスクが高まるため、車の運転には注意が必要です。

札幌周辺では、雪の積もり方によっては朝の通勤・通学時間帯に交通機関の遅れや道路状況の悪化が懸念されます。歩道も滑りやすくなるため、転倒事故に注意が必要です。

沖縄では、強めの風により沿岸部での波の高まりや、海岸侵食のリスクがやや高まるほか、小型船舶などの航行には注意が必要です。

全般的に雲が厚く、日差しが少ないため、紫外線の心配は小さい一方で、雨や雪、風が重なる地域では体感温度が下がり、特に本州や北海道の屋外ではいっそう寒く感じられそうです。


安全対策のポイント

北海道など北日本では、特に札幌周辺で雪と風が重なる時間帯があるため、外出時は重ね着でしっかりと防寒を行い、滑りにくい靴を選ぶことが重要です。凍結した路面では、歩幅を小さくして歩くなど、転倒防止を心がけてください。

東京・大阪など雨の都市部では、傘の携行はもちろん、通勤・通学や移動時間に余裕を持ち、車の運転ではスピードを控えめにして、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水膜に乗り上げて制御を失う現象)に注意してください。

沖縄では、ベランダや庭の軽い物が飛ばされないよう固定するなど、風対策を行ってください。海が荒れてきた場合は、海岸沿いの散歩や釣りなどは控え、安全な場所から様子を見るようにしましょう。

この先、低気圧の発達状況によって予報が変わる可能性があります。最新の気象情報をこまめに確認し、気温が低くても水分補給を心がけるなど、体調管理にも注意してください。


まとめ

2026年2月11日(水)は、日本列島の広い範囲で雲が広がり、落ち着かない天気となる見込みです。九州や関東(福岡・東京など)では雨が強まりやすく、路面の悪化や小規模な浸水に注意が必要です。一方、北海道の札幌では雪が降り、積雪により交通への影響が懸念されます。沖縄では雨よりも風が主な注意点となりそうです。

大阪・京都・名古屋など中部〜近畿の都市では、散発的な雨が降りつつも、気温は比較的穏やかで、仙台は全国の中では比較的雨の影響が小さいエリアとなる見込みです。

夕方以降は低気圧が東へ離れ、次第に天気は回復傾向に向かいますが、北海道など北日本では夜間も冷え込みが続きます。今後のモデル更新による予報の変化にも注意しながら、この先の日本列島の天気の推移を見守る必要があります。

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